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サモンナイト2より。
マグナ×リューグ。
マグナ×リューグ。
どうする、そう彼は聞いた。
にこにこと人畜無害そうな、何も考えていなさそうな笑みを浮かべながら。
はあっと、自分の吐いた溜め息が大きく響く。
こいつのことを楽観的だなんていった奴全員に、いまの状況を教えてやりたい。
「それってよ、オレに選択権あんのか?」
心底呆れてそう問い返せば、彼は心外だとばかりに大きく目を瞬かせる。
わざわざ親切に聞いてあげてるのに、さもそう言いたげだ。
「当然だよ。だからこうして聞いてるんじゃないか」
「ああ、そうかよ・・・」
予想通りの台詞が飛び出して、溜め息はさらに大きくなる。
呆れてものも言えないとはこのことか。
「なんだよ。リューグってば溜め息ばっかりじゃなか」
「そりゃ溜め息のひとつやふたつ吐きたくなるだろ・・・・・」
「えー、なんでだよ?」
「なんでって・・・はぁ・・・・・・もういい」
「なっ、なんだよそれ!?」
冷めた態度にいたくご立腹らしく、ぎゃあぎゃあと何事かを喚いてくる。
まったくもって、うるさくてかなわない。
やれやれだと、再び重たい息が漏れた。
「行ってやるよ」
「だからリューグは・・・って、え?」
「行ってやるって言ったんだよ。ついてってやるよ、仕方ねぇから」
苦笑交じりにそう告げれば、見る見るうちに彼の顔に満面の笑みが広がっていく。
初めからこうなることが分かっていたくせに、本当にやれやれだ。
でもあえてひとつ言うならば、
「・・・マグナにだったら、殺されてもいいんだけどな」
ポツリと呟いた言葉に少し驚いたように目を見開き、けれどすぐに笑みを浮かべた。
「任せて!リューグが死ぬ時は、俺の腕の中って決まってるから」
笑いながらそんなことを言うこいつもどうかと思うが、
「ああ、任せた」
気安くそう返事をする辺り、こっちもだいぶ絆されているのかもしれない。
にこにこと人畜無害そうな、何も考えていなさそうな笑みを浮かべながら。
はあっと、自分の吐いた溜め息が大きく響く。
こいつのことを楽観的だなんていった奴全員に、いまの状況を教えてやりたい。
「それってよ、オレに選択権あんのか?」
心底呆れてそう問い返せば、彼は心外だとばかりに大きく目を瞬かせる。
わざわざ親切に聞いてあげてるのに、さもそう言いたげだ。
「当然だよ。だからこうして聞いてるんじゃないか」
「ああ、そうかよ・・・」
予想通りの台詞が飛び出して、溜め息はさらに大きくなる。
呆れてものも言えないとはこのことか。
「なんだよ。リューグってば溜め息ばっかりじゃなか」
「そりゃ溜め息のひとつやふたつ吐きたくなるだろ・・・・・」
「えー、なんでだよ?」
「なんでって・・・はぁ・・・・・・もういい」
「なっ、なんだよそれ!?」
冷めた態度にいたくご立腹らしく、ぎゃあぎゃあと何事かを喚いてくる。
まったくもって、うるさくてかなわない。
やれやれだと、再び重たい息が漏れた。
「行ってやるよ」
「だからリューグは・・・って、え?」
「行ってやるって言ったんだよ。ついてってやるよ、仕方ねぇから」
苦笑交じりにそう告げれば、見る見るうちに彼の顔に満面の笑みが広がっていく。
初めからこうなることが分かっていたくせに、本当にやれやれだ。
でもあえてひとつ言うならば、
「・・・マグナにだったら、殺されてもいいんだけどな」
ポツリと呟いた言葉に少し驚いたように目を見開き、けれどすぐに笑みを浮かべた。
「任せて!リューグが死ぬ時は、俺の腕の中って決まってるから」
笑いながらそんなことを言うこいつもどうかと思うが、
「ああ、任せた」
気安くそう返事をする辺り、こっちもだいぶ絆されているのかもしれない。
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