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サモンナイト2より。
リューグ←ロッカ。
リューグ←ロッカ。
それは昔の、まだ僕らが幼かったとき。
ただただ、自分だけに向けられる真っ直ぐな視線。
「ロッカ、大好きー!」
「僕は嫌いだけどね」
「えっ!!?」
「兄のことを呼び捨てにする弟なんていらない」
「うっ・・・な、なら、えとー・・・あ、あにき!」
「え?」
「あにき大好き!!」
これならいい?と言わんばかりに僕を見上げてくる大きな瞳。
彼はいつだって僕を追いかけていた。
僕はいつだって彼に追いかけられていた。
だから、返事なんかしたことはなかったんだ。
いつまでだって、それは変わらないことだと思っていたから。
でも、気付いてしまった。
この想いの、決定的な違いに。
「リューグ。愛してるよ」
「んなっ、てめ・・・なに言って!?」
「なにって、僕の正直な気持ちだよ?」
「だ、だよ?じゃねぇよ!バカか!」
「ひどいなー、リューグだって昔はよく大好きーって言いながら追いかけてくれたじゃないか」
「そそ、そんなもんは昔の話だろうが!!」
真っ赤になって、怒る君は昔と全く違う。
でも照れてくれるってことは、覚えてくれているってことだよね?
たまに、昔に戻れればいいと思う。
純粋に追いかけられていることができたあの頃。
想いの方向性に気づくことのなかったあの頃。
そう、そうしたら。
「あにき、大好きー!」
「うん、僕も。リューグが大好きだよ」
ただただ、自分だけに向けられる真っ直ぐな視線。
「ロッカ、大好きー!」
「僕は嫌いだけどね」
「えっ!!?」
「兄のことを呼び捨てにする弟なんていらない」
「うっ・・・な、なら、えとー・・・あ、あにき!」
「え?」
「あにき大好き!!」
これならいい?と言わんばかりに僕を見上げてくる大きな瞳。
彼はいつだって僕を追いかけていた。
僕はいつだって彼に追いかけられていた。
だから、返事なんかしたことはなかったんだ。
いつまでだって、それは変わらないことだと思っていたから。
でも、気付いてしまった。
この想いの、決定的な違いに。
「リューグ。愛してるよ」
「んなっ、てめ・・・なに言って!?」
「なにって、僕の正直な気持ちだよ?」
「だ、だよ?じゃねぇよ!バカか!」
「ひどいなー、リューグだって昔はよく大好きーって言いながら追いかけてくれたじゃないか」
「そそ、そんなもんは昔の話だろうが!!」
真っ赤になって、怒る君は昔と全く違う。
でも照れてくれるってことは、覚えてくれているってことだよね?
たまに、昔に戻れればいいと思う。
純粋に追いかけられていることができたあの頃。
想いの方向性に気づくことのなかったあの頃。
そう、そうしたら。
「あにき、大好きー!」
「うん、僕も。リューグが大好きだよ」
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